謎の巨大水槽カミオカンデ
考えてみたらこのサイト、いろんなサイトを
(名前とか表現とか先○者とか)ぱくってるな。
さて、今回は今更カミオカンデについて語ってみる。
カミオカンデとは何のために作られたのか?
水槽の周りに丸いのがついているな。
アレは観測機。カメラだと思ってまあ間違いない。
このカミオカンデ、純水と観測機だけから成る。
そして山の中の地下にあるわけで、平常の状態だと
まーったく何にも起きない。
観測機も反応しないし、水もそのまんま。
ところが、超新星爆発が起こったり、核融合反応の結果副次産物を
発生させたりすると、ニュートリノや素粒子が放出され、
こいつらがたまたま水に当たると光を発生させる。
ニュートリノとは素粒子の一種であるのだが、現時点ではよく分かっていない。
(お前が分かってないだけだろっていうツッコミがあるだろうが、
実際最近まで質量があるかどうかすら不明だったというくらいだ。)
こいつは核融合反応が起こるときにどうも放出されているようで、
太陽からも放出されているが、殆どのニュートリノは全てのものを
突き抜けていってしまう。例え地球であっても。
こいつの観測ってのはひっじょうに困難であったりするのだが、
カミオカンデはニュートリノを検出することが出来る。
実際のカミオカンデの目的ってのは、水素原子の崩壊が起こるかどうかを
調べることであったが、実際には10の30乗年以上経っても崩壊しないようだ。
ちなみに予測では、鉛原子が一番崩壊しにくいらしく、10の200乗年以上
崩壊しないといわれている。
こんなの宗教とかわらんな。
はっきりいって観測できるか怪しいからな。
カミオカンデの研究関連の小柴博士はノーベル賞をとったが、結局
彼の本来の目標はなかなか達成できないみたいだ。
原子崩壊は起きるのか?
人類はそれを目撃できるのか?
…誰も興味ないとか言わないでくれ。
逆にいって、ある日あなたの身体を構成する水素原子が
崩壊しないとも限らないんだから。
崩壊するとどうなるか。水素原子一個が光になる。
1.6×10のマイナス24乗グラムの消滅は対消滅から推定して、
1.5×10のマイナス13乗ジュール。
…鼻くそみたいなもんでした。